局所免疫療法とは、かぶれを起こす特殊な薬品(SADBE:スクアリック酸、コピー機などの色素染料)を脱毛部に塗布し、弱いかぶれを繰り返し起こさせる治療法です。 有効率は60%以上で、現在最も有効な円形脱毛症の治療法です。
<治療方法>
初回:
まず体にSADBEを覚えさせます(感作)。
脱毛部の一部に2%SADBEを塗布。
2回目以降:
約2週間で感作が成立し、治療を開始します。
1~2週間に1回、薄めたSADBEを脱毛部全体に塗布。
<注意点>
- 効果には個人差があります。
- SADBE塗布部に強いかぶれの症状(強いかゆみ、赤み、腫れ、水ぶくれ、色素沈着など)がおこることがあります。
- 首や頭のリンパ節が腫れることがあります。
SADBEは自費診療となりますので、当クリニックまでお問い合わせください。