ヒト乳頭腫ウイルスの感染で生じます。子どもに多い病気で、自分の中でうつって増えたり、家族内でうつることもあります。
ヒト乳頭腫ウイルスは小さな傷を通して皮膚に入り込むので、傷を作りやすい手足にできることが多いですが、どこの部位にもできる可能性があります。
治療は液体窒素による凍結治療が標準的です。1回で完治することは少なく、複数回かかりますので根気よく治療を続けてください。特に足の裏や爪の下のイボは難治性です。
<保護者の方に注意してもらいたいこと>
尋常性ゆうぜいは、ウオノメと思って放置されていることもよくあります。子どもにウオノメができることは珍しいので、お子さんにウオノメのような症状があって、数が増えたり、大きくなっていることに気付いたら、皮膚科を受診しましょう。