金属パッチテストは、皮膚に金属を含んだ試薬を貼付し、アレルギー反応を起こすかどうかを調べる検査です。歯科金属、ピアスなどには様々な金属が含まれ、長年装用している間にアレルギー反応が起こり、原因となる金属を推定、除去することで、皮膚疾患が治癒あるいは軽快することがあります。
15種類の金属:
アルミニウム、コバルト、スズ、パラジウム、マンガン、インジウム、イリジウム、クロム6価、ニッケル、亜鉛、鉄、金、銀、銅、白金
金属接触皮膚炎(時計、下着の金属、ベルトのバックル、ピアス、ネックレスなどアクセサリー)、口内炎、口角炎、舌炎、扁平苔癬、顔面湿疹、掌蹠膿疱症、貨幣状湿疹などの難治性湿疹など
初診日:
水曜日あるいは土曜日に金属試薬を背中に貼付します。
※ 当日から第2回目判定まで背中を濡らすことはできません。 下半身のシャワー浴は可能です。
水曜日あるいは土曜日に金属試薬を背中に貼付します。
※ 当日から第2回目判定まで背中を濡らすことはできません。 下半身のシャワー浴は可能です。
第1回判定(開始より2日後):48時間判定
テープを除去30分後、最初の判定を行います。
テープを除去30分後、最初の判定を行います。
第2回判定(開始より3日後):72時間判定
この日のテープ除去後から入浴は可能となります。
この日のテープ除去後から入浴は可能となります。
第3回判定(開始より7-10日後):
最終判定を行います。
最終判定を行います。
健康保険が適応:
自己負担3割で約1,000円(これ以外に初診料、再診料が必要となります。)